レッスン動画

〔Day4〕そもそも複数形って何なの?

数えられる名詞と数えられない名詞?
カバンは数えるけど、パンは数えられない?

・・・。

なにがやねーん!!
ムキ―!!

日本語には「数えられる名詞と数えられない名詞の区別」という考え方がないので、まったく共感が持てず覚えるのにも苦労しますよね。

大丈夫です。ちゃんとした規則性があります。そもそもの規則を理解してしまえばなんてことはありません。

TOEIC700点を越えるのに必要な英文法の知識はそこまで難しくありません!

いきなりですが問題です。

この英文は文法的に正しいでしょうか?

I have bag.

そうです、この英文は正しくありません。では一体どこ間違っているのでしょうか。

I have a bag.

I have the bag.

I have his bag.

I have this bag.

I have bags.

一部、日本語の意味が不自然になるのは置いておいて・・・。

英語の場合はこのように名詞に何かをくっつけなければなりません。

特に一番上の例文。

I have a bag.

(私は1つのカバンを持っています。)

いちいち「1つの」とか言わねーよ!!

そうなんですよね、日本語と英語で「数」に対する考え方がかなり違うのがわかるんです。

例えば、

<日本語の場合>

の犬

2の鳥

3の車

4の少年

5の水

<英語の場合>

a dog

two birds

three cars

four boys

five glasses of water

日本語は「~台」とか「~匹」とか数え方が豊富。モノによって数え方を変える言語なんですね。一方英語にそんなものは存在しないのです。

  • 日本語は「数え方」が変化する。
  • 英語は「名詞」が変化する。

根本的に数に対する概念が異なるようですね。

さらに英語には、「数えられる名詞」と「数えられない名詞」の区別まで存在します。

例えば、

構造上の違いはないように見えます。

なんかいろいろ変わりましたね。

①book(本)は数えられる名詞だから”many”で修飾して複数形になる。

②information(情報)は数えられない名詞だから”much”で修飾して複数形にならない。

なにがやねーん!!
(2度目)

この英語の数え方のルールは日本人にとってまったく馴染みがなく、非常に覚えにくいモノだと思います。

なので、しっかりとそもそもの部分を理解することが大事になってきます。

要は「数」か「量」かの違い。

確かに日本語でも、本は「冊数」、情報は「情報量」と使い分けをしていますよね。

「数」であらわすモノが「数えられる名詞」で、「量」であらわすモノが「数えられない名詞」という認識になります。

・・で、
結局覚えろってか!?

そうなんですよね、何が大変ってこの暗記作業が苦痛なわけですよ。

そこで、1つ「数えられない名詞」のイメージを明確にしましょう。

ハッキリとした境界線がないやつ!!

さらに詳しく分類分けしてみましょう。

  1. 水系
  2. 目に見えない系
  3. ひとまとまり系
  4. 世界に1つだ系
  5. 切っても使える系(その他)

この5つのカテゴリーをおさえておくと最低限の数えられない名詞はイケるんじゃないかと思います!

①水系:water, coffee, juice, rain, snow など

水系はわかりやすいですよね。「数」ではなく「量」であらわします。「降水量」とかって言いますよね。

②目に見えない系:air, love, information, advice など

これも割とわかりやすい分類です。「空気」とか「愛」とかってハッキリとした境界線ありません。同じ理屈で「情報」とか「アドバイス」も数えられません。

③ひとまとまり系:money, furniture, luggage など

「言われてみれば確かに」となる分類です。たとえばmoney(お金)は「紙幣」と「硬貨」のひとまとまりです。bill(紙幣)は数えられるし、coin(硬貨)も数えられるけど、ひとまとまりのmoneyは数えられない。

furniture(家具)もテーブルやイスや棚は数えられるけど、それら一式をあらわした「家具」は数えられない。

luggageは「手荷物一式」というイメージ。「キャリーバッグ」と「リュック」と「手さげカバン」のそれぞれは数えられるけど、一式になると数えられない。

④世界に1つだ系:Japan, Tokyo, Sunday など

いわゆる「固有名詞」というやつです。そもそも1つしかないので数えられないという理屈ですね。

⑤切っても使える系(その他):paper, bread, sugar など

こいつですよ。こいつが数えられない名詞をややこしくしている犯人です。

paper(紙)、bread(パン)、sugar(砂糖)など、ハッキリとした境界線があるじゃないかと。

聞いていた話と違う!!

①~④までは気分よく「フンフン♪」言いながら理解できていたのに、1つ規則からズレたやつが出てくると一気にわかりにくくなります。

そしてやる気が失われます。

⑤は例外パターンとして覚えよう!!

スタディサプリの関先生が⑤の分類を「切っても使える」と説明をしていました。この覚え方も印象付けには良いと思います。

ただ個人的には、

なんか1つ規則に合わない分類がいる

紙とかパンとか。。

ということ自体を印象付けにして覚えています。

英語と日本語ではそもそも「数」に対する考え方が大きく異なる!!

日本語の感覚で英文の規則を理解しようとする方が土台無理な話。だって全然ちがう言語なんだもん。

ゼロからわかる英文法【Day4】は「そもそも複数形って何なの?」がテーマです。そもそもシリーズは無料でご視聴いただけます♪

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Day4 本編の内容
  1. 数え方の違い
  2. 名詞の複数形
  3. 可算と不可算
  4. 代名詞の複数形など
  5. まとめ

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