はじめまして、こべつ屋の美木(みき)です!個別指導一筋18年の英語講師です!
この記事では仕事に家事に忙しい日々を過ごしている社会人がどうやれば効率良く英単語を習得できるのかをご紹介します。
何かと忙しい社会人が英単語を効率良く覚える方法がわかります♪
この記事で紹介する英単語学習法を実践すると、
- やる気とは関係なく学習が進む。
- 反復がしやすくなる。
- リスニング対策も同時にできる。
- 頭に入りやすくなる。
- 目標が立てやすくなる。
これら5つのメリットがあります。
受験対策にしろ、資格試験対策にしろ、英会話にしろ、英語学習をしていく上で単語の暗記は避けては通れません。
多くの場合、単語帳を使って暗記を進めていきますがこれが中々の重労働。
忙しくて単語を勉強する時間なんてないよ。
全然覚えられなくて先に進めないんだけど、何か良い方法ないの?
覚えたつもりでも前にやった単語が覚えられていなくてイヤになるよ。
単語帳を開くのがおっくうでやる気が出ないのよね。
実際私も英検1級の単語学習を進めていく上で高いハードルと大きな壁に苦しめられていました。
これから紹介する方法は、実際に自分でやってみて、なんとかこれらの悩みを解決することができた方法です♪
〔 結論 〕
<用意する物>
- 例文+音声つきの単語帳
- スマホ
- イヤホン(ワイヤレス推奨)
私のリアルな状況と併せてご紹介します♪
≪ 私の目標と状況 ≫
左側に単語で、右側に例文つき。無料の音声がダウンロード可能で、スマホで聴けます。
これらの状況を踏まえた上で私の日課がこちら♪
≪ 日課 ≫
- 朝のお皿洗いと洗濯
- 夕食後のウォーキング
- お風呂上がりのストレッチ
これらの日課と単語学習を掛け合わせる作戦ですね。
名付けて「耳日課」です♪
単語学習は面倒でも、日課と掛け合わせることで毎日継続ができる!
〔具体的なやり方〕
音声は「無料ダウンロード可能」の物が便利です。
「パス単」の場合だと1ページに単語が10個載っています。2ページ頑張れば20個ですね。
1ページをリピート再生します。10個の単語と例文が流れるのに約1分ちょっとです。
≪ 私の場合 ≫
・朝のお皿洗いと洗濯⇒約30分
・夕食後のウォーキング⇒約20分
・お風呂後のストレッチ⇒約10分
同じページをリピート再生で聴き続ければ1日に1単語を60回くらい聴くことになります♪
お皿洗い・洗濯・ウォーキングの時は音声を聴くだけですが、ストレッチの時は単語帳も併せて見るようにします。音声だけだと単語のスペルがわからないので、スペルを確認するためにも単語帳は見ます。
この時にスペルと併せて例文もチェックします。耳だけだと聞き取れなかった例文の内容も一緒に理解します。
ページによっては結構時間かかるので、1日に1~2ページ進められるようにします。目標としては1週間で10ページ100単語進めるペースです。
1日1ページで進めたとしたら1週間で7ページ70単語ですので、できればこのラインは超えたいですね。
毎日聴き続ければ、自然と「知っている単語」になっていきます♪
「見て覚える」のは大変でも「聴き続ける」ならば継続がしやすい!
〔もういち日課〕
単語学習の最大のネックは「せっかく覚えた単語を忘れること」です。これが最大のストレスではないでしょうか。
<たとえば>
- station
- buy
- beautiful
などは明日から一生英語を勉強しなくても忘れないですよね。
完璧に定着すれば勉強しなくても忘れなくなります。
私が単語帳を見返すためにもういち日課掛け合わせているものがあります。
トイレも基本的には毎日の日課です。しかもトイレに入っている時間って結構ヒマですよね。この時間を有効活用して「これまでに覚えた単語を見返す」をしましょう。
≪ パス単の場合 ≫
- でる度A:動詞編
- でる度A:名詞編
- でる度A:形容詞・副詞編
- でる度B:動詞編
- でる度B:名詞
- でる度B:形容詞・副詞編
- でる度C:動詞編
- でる度C:名詞編
- でる度C:形容詞・副詞編
- 熟語編
という構成になっています。
よって、私の場合は「でる度A:名詞編」を進めている時は毎日トイレの中で「でる度A:名詞編」の覚えた単語を見返すようにしています。
「名詞編」が終わって「形容詞・副詞編」に進んだらトイレの中で見返すところも「形容詞・副詞編」に進みます。
「何回も聴いて、何回も見て」を繰り返していると単語を見た瞬間に意味が思い浮かぶようになります。
「見返す学習」をすることで、先に進みながら同時進行で過去の復習もすることができます!
〔耳日課の利点〕
毎日の行動と掛け合わせることで「やる気があるからやる」や「やる気がないからできない」といった状況に陥ることがありません。
イヤホンを耳にさして、再生ボタンを押せばいいのです♪
単語帳を何度も開いたり、同じ単語を見続けるのはかなりのストレスですが、音声であればリピート再生で自動で流れ続けるので反復のストレスは軽減されます。
英検やTOEICといった資格試験の場合はほぼ確実にリスニングテストがあります。単語の意味だけを覚えていても役に立ちません。単語の正しい発音や実際の使い方を併せて学習する方が何倍も効率的です。
体を動かしながら暗記した方が頭に入りやすいです。また「ウォーキングしている間」や「ストレッチしている間」の学習なので、学習時間にメリハリをつけやすいです。「ダラダラとせずに、その間だけ集中してがんばろう」と思いやすいです。
仮に1日1ページ10単語を毎日進めたとしましょう。1週間で70単語進められることになります。英検の「パス単2級」の場合、1700単語収録されているので、このペースで進めると約24週間、つまり約半年で1周することができます。
1日に2ページやれば半分の3ヶ月で1周できます。2日で1ページのペースだと倍の1年かかる計算になります。
受検するタイミングから逆算して目標を設定しよう♪
英検であれば「出る順パス単」がおススメ
自分が受験する級の物を購入してね♪
TOEICであれば「出る単特急 金のセンテンス」がおススメ
「金のフレーズ」「銀のフレーズ」も有名かつ人気だよ♪
TOEIC500点以上の人は金フレ!
TOEIC500点未満の人は銀フレ!
〔耳日課の注意点〕
実体験として強く思います。何も考えずにただ聞き流しているだけでは何の効果もなく、時間の無駄になります。
≪ 集中するポイント ≫
- 音声を聴いてすぐに意味が思い浮かぶか。
- 音声を聴いてスペルが思い浮かぶか。
- 例文が聞き取れているか。
お皿を洗いながら頭の中は音声に集中している状態です♪
1日60分の日課を何も考えずにボーっとこなすのか、耳と脳を単語学習に充てるのかで雲泥の差ができていきます。
貴方にも何か日課はありますか?もしなければウォーキングなんてどうでしょう?健康にも良いし、耳日課もすごくやりやすいですよ♪
最後まで読んでいただいて本当にありがとうございます。単語学習ほど根気が必要な物はありません。だからこそ工夫次第で結果に大きな差が生まれるのだと思います。何かと忙しい社会人だからこそ、日課を上手に有効活用して合格を掴み取りましょう♪
貴方の目標達成を心からお祈り申し上げます。ファイト!
例文+音声つきの単語帳をゲットしよう♪